③ まずはショップのロゴを準備。どう作る?3つの方法。クランウドソーシング・ロゴジェネレーター・自分で!
出典:Rankings - 2015 - Best Global Brands - Best Brands - Interbrand
開店準備つくりもの洗い出し
さて、始動ということでオンラインショップ開業に必要なつくりものを洗い出し、じゃんじゃん準備をしていきましょう。
ショップ名ロゴ
まずはロゴを作りましょう。ショップサイトを作るにも名刺やリーフレットを作るにも、まずはロゴがないと始まりません。
ロゴ作成のポイント
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コンセプトを整理しよう
ショップ名を決めたときに考慮したお店に持ってもらいたいイメージやメッセージを、色、シンボル、テーマ、メタファーとなりうるモノなどの要素に落とし込んでおきましょう。
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2種類用意しておこう
ロゴには、以下の二つを用意しておきましょう。
① 屋号(ショップ名)だけのもの
・ ショップ名の文字をデザインしたもの
・ サイトトップやリーフレット表紙などショップ名自体を認識してもらう際に適して いる
② イメージを伝えるマーク
・ イラストや図形でデザインしたもの
・ おもにタブや名刺裏など小さいスペースに置く際に適している
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マーケティングにおける色彩の力を意識しよう
以下の記事で詳しく書きましたが、色彩の持つ作用を意識してみましょう。ロゴにおいてはとくに情報量が少ない分一つ一つの要素の持つ力が大きくなります。またサイトはもちろんリーフレットや名刺等々様々なものに利用するので目にする機会が多いものです。
ちなみにカラーと白黒と両方あると便利。
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要素を詰め込みすぎずシンプルにしよう
縮小してもつぶれないようにしておく必要あり。
ファビコン(Favicon)とよばれるアドレスバーやブックマーク項目に表示される画像に利用したり、名刺に印刷することも考慮して特にマークタイプのものは縮小してもつぶれないようなデザインに。
またメッセージが多すぎるとそれぞれが薄まってしまってうまく届かない。響き合って波が大きくなるような組み合わせができればよいが、基本数が増えるとぶつかり合って小さくなってしまう。なるべくそぎ落として届けるほうが効果的。
ロゴの作り方
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プロに頼む :クラウドソーシングとは
最近は便利になりまして、クラウドソーシングという選択肢があります。
クラウドソーシングとは、インターネットを通して必要なサービス、アイディア、業務の受注者を不特定多数に対して募集するしくみ、プロセス。
つまり、業務内容、条件をもとにネットを通じて業務をお願いしたい人と業務を受けたい人をマッチングさせるしくみ。
もちろん企業の大規模なプロジェクトの一部分、切り離し可能で短期で納品可能な部分のアウトソースという使い方もありますが、まさに個人事業主にもうってつけ。業者へのコネクションもない状態から発注するのはふっかけられそうでリスキー、相場感もわからないし相見積をとるにもあまりにも小さい作業のため業者がまともに相手にしてくれない、、なんていう状況でも、発注内容(依頼内容、納期、対価)を明確にサイト上に提示すればその条件に応じることのできるクリエイターを見つけることができるのです。
で、はじめてトライするには依頼内容がわかりやすく低予算でできるロゴ制作がよさそうかと。
予算をセットしてコンセプトなどを共有しコンペで募集し、気に入ったものを選べるんだそうな。ほーほーほー。
クラウドソーシングのプラットフォームとして有名どころでいうとこの2つかしら。
2万円で平均70提案も集まるのだそう。事例を見るとこの値段でこのクオリティなら素晴らしい、という例もたくさんありますね。
提案数保証型で返金保証、非公開コンペなど安心ですね。
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ロゴジェネレーターを利用する
無料で自動でロゴを作ってくれるツールがいくつかあるようです。
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https://www.logomaker.com/ マークと文字を組み合わせて作成可能。
- http://www.logo-kako.com/maker.cgi 細かな設定に沿ってロゴマークを作成
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http://ja.cooltext.com/ 日本語もOK。エンボスデザインがなかなか使いやすい。
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http://www.flamingtext.com/All-Logos ひらがな漢字も利用可能。無料で使うにはサイトのくれが入ってしまう。
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http://creatr.cc/creatr/ 少ないロゴスタイルだがカスタマイズ可能なバッジがついてくる。日本語はだめっぽい。
- http://www.squarespace.com/logoシンプルでスタイリッシュなロゴマーク付きロゴを作成。かっこいい。SNG,PNG.BMP出力可。
それぞれのロゴジェネレーター、どんなかんじのものか知りたく適当にいじって作ってみました↓。かぁさん的にはSquareSpaceがお気に入り。
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自分で作る
デザインの経験があったりもうイメージがはっきりしているという場合は自分で作るというのも手ですね。
かぁさんは素人なのにやりたがりなのでやってみようかと思っています。あかんかったらクラウドソーシングにしよ(逃げ道あり)。
まず屋号のみの部分、初心者がやってみる場合、まずはイメージに近いフォントを探して、文字をアウトライン化(線としてデータ化)してから変更を加えていく、というのがよさそうです。
また、2のロゴジェネレーターで作ったものに加工していくというのも手ですね。
IllustratorかPhotoshopを普段から使っている方であれば話は早いのですが、高いソフトですのでかぁさんは安価に購入できiPadで使えるアプリで乗り切ります。
まずはかぁさん数年愛用中のart studio for iPad。600円。
レイヤーも使えるし、JPG、PNG(透過)、PSDで書き出し可能。機能も多いし便利―。
あとは、文字のアウトライン化というのができるiDrawというのを使ってみました。1080円。
うーん、自分のお店のロゴができるって気分が上がりますね。
いろいろなものに使うことになるので、背景透明なPNGなどのファイル形式で持っておくとよさそうです。