① ショップ名を決めるさいに考慮したい4つのポイント
よーし、開業前に知っておくべきことで調べたおかげでなんかできそうなかんじ。
開業準備始動!始動!
とにもかくにも最初は店名を決めようー。ショップ名。
お店のお顔です。大事です。
さてそんな大事なショップ名を決めるさいに考慮すべきことってどんなことでしょう??
① ブランディング
その名前から与えるイメージはお店自体に持つイメージ、すなわちお店のブランドに影響してきます。そのお客様が抱くイメージによって、まったく同じモノでも(ここでは同じお店でも)、より価値の高いものに引き上げられたり、または引き下げられたりします。
そしてここで気にすべきは、あるイメージがすべての人にとって同じように作用するわけではないということ。つまり同じイメージでもある人にとってはプラスであるが、違う人にとってはマイナスであることもあるということ。さらに言うと、同じアウトプット(ここではショップ名)がすべての人に同じイメージを呼び起こさせるわけでもない。そりゃみんな違う人生と記憶と趣向があるのだから当然ね。
だからそこはターゲットにしたい人たちのそれぞれのストーリーを想像して寄り添ってみてフィットするものだといいんじゃないかな。フィットというのも、こちらがこう作用してほしいというベクトルとフィットということ。例えば、新鮮さを感じてほしいとか、変化していく躍動感とか、ゆっくり流れる時間の愛おしさとか、格別なとっておきのクラス感だとか、。
例えば自転車やさんで下のような2店があったとする。
もちろん人によって連想されるイメージも異なる部分はあるが、多数がもつイメージはこんなところかしらと。
- 「サイクルショップ Velo」:おしゃれ、最先端の品ぞろえ、海外からの商品も扱っていそう、
- 「斎藤自転車店」:誠実、堅実、信頼できそう、創業から長そう、きちんとした職人がいそう
で、照らしあわせる。何を目的としていてどんな価値を訴求できてどのポジショニングでそのターゲットは誰か。ふむふむ。
② 覚えやすい
お客様に自分のお店を識別して認識してもらいまた選んでもらうためには覚えやすいことが大事だ。せっかく気に入ってもらってもまた探し当ててもらえないなんてもったいないし。
たまに覚えにくいという特徴で覚えてもらいやすいという変化球パターンもあるけれど。
音の持つイメージ、音相心理学なんて側面からも覚えやすさ印象インパクトを練るという手もあるようだ。音の持つイメージでいうと、25歳から40代半ばまでは、「カ」行「サ」行に濁音を入れ込んだ音が好まれるとか、女性向け商品には「ラ」行+「ン」とか、男性向けには重低音系の濁音「G」「B」「D」「H」を含む力強い音などなど。
③ SEO対策
正直これはまだよくわからない。もうちょっと勉強していくとして、とりあえずいまの段階では、、こんなことを意識しておけばよいかと。単純に何を売っているかわからないような店名だけポンと出す(たとえば「セレンディピティ」)のではなく、来てほしいお客様が検索するときに使う言葉を入れてサイト名(「ヴィンテージアクセサリーショップ セレンディピティ」)としましょうということ。
あとそのショップ名で検索してみてすでにしっかりひっかかる別の店やサービスがあるかも確認しておこう。
④ 自分がしっくりくるもの
なんか昔の職業病(マーケティング)なのかついつい色々考えちゃいますが、いやいや個人の始める小さなオンラインショップ、自分でしっくりくるものを選んじゃっていいんじゃないかな。長い付き合いになります。じっくり育てていく自分の子どもみたいなもの。愛着の持てる自分の好きなものにしちゃおうー。